3分でわかる子ども食堂
子ども食堂とは
子ども食堂は、子どもが一人でも利用できる食堂で、
無料または安い料金で食事をすることができる場所です。
基本的には子どもと、お父さんお母さんがお客さんですが、
誰でも来ていい、高齢の方も歓迎という食堂もあります。
より多くの人に来てもらって多世代交流をはかったり、
孤食の問題に取り組むためにそのようにしている食堂も多いです。
子ども食堂に明確な定義はありません。
それぞれの食堂に特徴があり、運営のしかたも様々です。
なぜ子ども食堂ができたのか
日本では子供の7人に1人が貧困状態にあるとされています。
これはニュースなどでも取り上げられました。
おどろいた方も多いと思います。
「日本において、食事に困る子がいるなんて…」
「おなかいっぱい食べさせてあげたい」
そんな純粋な気持ちから、
子どもを対象とした食堂を作る動きが全国に広がりました。
運営しているのはボランティア団体などが多く
地域の人、普通の人が主体となっています。
子ども食堂の課題
場所の確保
始める際に課題となるのは場所の確保です。
子どもたちが集まれる立地とスペースが必要です。
また、食材を扱うので
保健所などの基準をクリアする場所であることが求められます。
食材や運営資金の確保
無料または低額で食事を提供するので、
どうしても資金面が課題となります。
運営していくためには継続的な支援が必要で、
食材などの提供や、助成金などの支援を受けられるかが課題です。
必要な子どもに支援が届くかどうか
特に支援が必要な子どもや親子が、確実に子ども食堂に来られるか、
そうした子どもや親子を、他の支援機関などにつなげられるかという課題があります。
東村山市の子ども食堂
東村山市でも、各地で子ども食堂が運営されています。
東村山市社会福祉協議会のウェブサイトで
「子ども食堂MAP」が公開されています。
以下にリンクを掲載しますので、ぜひご覧ください。
https://hm-shakyo.or.jp/news/news/20230707.html
余談
テレビのバラエティ番組や旅番組で
海外の安いグルメを紹介する企画があります。
地元の人が普段利用するお店が出てきて
その土地の人が交流を楽しんでいる…心温まる風景
日本においてのそういう店のひとつが
子ども食堂なのではないでしょうか
地元の人が普段利用するコミュニティ
子ども料金が設定されているのと、
福祉的な役割があるのがちょっと変わっているだけ
テレビの向こうの遠い世界も素敵ですが
身近なところにあるコミュニティもまぁまぁ素敵
身近だと魅力が見えにくいのかもしれませんが…